いよいよ5日、夏の甲子園が開幕します。
鹿児島県代表は県予選3連覇を果たした神村学園です。
悲願の全国制覇を目指すチームを、民辻アナウンサーが取材しました。
3年連続8回目の夏の甲子園出場を決めた神村学園。
県内45連勝という圧巻の強さで、目指すは全国の頂点です。
神村学園・今岡拓夢主将(3年)
「甲子園はワンプレーで勝敗が変わってくるから。その中で甲子園までに技術を上げるところはたくさんあると思うから、しっかり元気を出して技術を上げるキャッチボールをやっていこう」
神村学園は県予選でチーム打率3割3分1厘、1試合平均8.6得点と攻撃力が光りました。
好調な打線の中心は今岡拓夢キャプテンです。
県予選では、全試合に3番ショートでスタメン出場。
決勝では1イニングに2本のタイムリーツーベースを放つ活躍を見せた、プロ注目のバッターです。
神村学園・今岡拓夢主将(3年)
「自分はキャプテンとしてプレーでも言葉でも全ての面で引っ張っていって、自分は甲子園も経験しているので、皆を甲子園でも引っ張っていけるようにやっていきたいと思います」
そして、1・2番コンビにも注目です。
3年生の結城柊哉選手は県予選全試合で1番に入り、出塁率は5割4分2厘を記録。
甲子園でも打線を勢いづけるプレーが期待されます。
神村学園・結城柊哉外野手(3年)
「自分は1番バッターという立場でヒットを打つってよりかは、フォアボールでもデッドボールでも何でも良いので、県大会よりももっとチームを勢いづけられるようにまずは出塁して、次の入耒田、今岡につなぐというのを甲子園でもやっていきたい」
2番に入るのは3年生の入耒田華月選手。
県予選では毎試合ヒットを放ち、4割5分0厘の打率をマーク。
神村打線に欠かせない存在です。
神村学園・入耒田華月外野手(3年)
「自分は監督からもランナーを帰す役割と言われているが、自分の打ちたい打ちたい(という気持ち)だけでは結果はついてこないと思っていた。とにかく後ろにつなぐという意識で打席の中では常にやっている」
夏の甲子園では2023年、2024年と2年連続でベスト4に進出している神村学園。
悲願の初優勝へ神村ナインの挑戦が始まります。
神村学園は大会8日目の第3試合で、開幕戦試合の長崎代表創成館と石川代表小松大谷の勝者と対戦します。