2021年に奄美大島と徳之島が世界自然遺産に登録されたことを記念して、奄美市ではイベントが開かれました。
奄美大島と徳之島は、2021年7月26日に世界自然遺産に登録され、奄美大島の5市町村はこの日を「世界自然遺産の日」と定めています。これを記念して奄美市の「奄美大島世界遺産センター」では館内ツアーが行われ、夏休み中の子どもたちや観光客らが参加しました。
「うれしいことは世界自然遺産に登録され、森が豊かになりアマミノクロウサギの数が増えていること。困っていることはひかれる『ロードキル』っていう問題が起きている」
センターの職員が特別に展示室を案内しながら、自然遺産に登録された理由や課題などを解説。参加者は熱心に聞き入っていました。
館内ツアーに参加した小学生
「アマミノクロウサギのロードキルが多いというのが印象に残った」
広島県から来た観光客
「自然を大切にしないといけないなと思って、いい取り組みだと思う」
イベントではこのほか、海洋プラスチックごみを使ってキーホルダーを作るワークショップなども行われました。