夏休み中の子どもたちにおいしいお菓子が届きます。
食品卸会社の西原商会がこども食堂を支援しようと、鹿児島県内全てのこども食堂にお菓子3万袋を贈ることになりました。
鹿児島市の食品卸会社、西原商会が県内のこども食堂に贈るのは、グループ会社で製造するスナック菓子「パフル」です。
贈呈式では、西原商会マネジメントの新村友和広報部副部長から、かごしまこども食堂支援センターたくしての園田愛美理事長に目録が手渡されました。
パフル3万袋が県内に200ある全ての子ども食堂に届けられるということです。
全国のこども食堂で最も需要が高い食材は米ですが、次いで高いのが子どもたちが喜ぶ「お菓子」だといいます。
しかし、最近は物価高騰の影響もあって、全国のこども食堂でお菓子の提供が減少。
そんな状況から西原商会ではお菓子を贈ることを決めたということです。
西原商会マネジメント 広報部・新村友和副部長
「地域社会やこどものために貢献したいという思いから今回の寄贈に至った。今後も引き続き話し合いをしながら、ご協力の場を広げていきたい」
かごしまこども食堂支援センター たくして・園田愛美理事長
「こども食堂を通してやさしい鹿児島が広がるために、こども食堂の数が増えている中で多くの企業や団体の方に関わっていただき、自分事として参加していただけると(こども食堂を)長く続けられるのでうれしい」
お菓子3万袋のうち1万6000袋が夏休み中に提供され、残りは冬休みに届けられます。