循環型で持続可能な社会の実現に向け産学官が連携です。食品残さを加工した飼料で育てた豚のソーセージの販売が沖縄市で始まりました。

沖縄市で自家製ソーセージなどを販売する「TESIO」で1日から販売されているのは、その名も「新しい時代のフランク」です。

琉球大学と養豚業者が共同開発した食品残さを使った飼料「エコフィード」で育てた豚を使ったソーセージです。

外国産の穀物飼料の価格が高騰する中「エコフィード」を活用し養豚業の循環化や持続可能な社会の推進に繋げようと、構想からおよそ1年半かけて商品化しました。

TESIO 嶺井大地代表:
(エコフィードの豚は)非常に味わいがいいんですよね。なのでこの赤身の力強い味わいだったりとか、脂の甘さ。みんなで話し合って作った今回のソーセージは、非常に味わいがいいものになったように思います

琉球大学農学部 平良東紀博士:
これからの食や養豚業、生産者のことを思い浮かべながら、環境問題に関して皆さんが思いを持ってくれて食べていただけるといいなと思っています

商品はTESIOの店頭で購入することができます。

沖縄テレビ
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