地域の新たな情報発信拠点として期待が寄せられています。読谷村では新たな村立図書館が10月に開館するのに向け、およそ13万冊の蔵書を移す作業が4日から始まりました。
読谷補助飛行場の跡地に整備された総合情報センター「ゆんラボ・未来館」、その中心となる施設が、10月に開館する新たな村立図書館です。
新たな図書館は民間の資金やノウハウを活用する「PFI方式」が採用されTSUTAYAなどを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営します。
4日は午前中から旧波平の旧館にある蔵書を新しい施設に運び込む作業が行われ、スタッフが分類ごとに本を書架に並べていました。
読谷村立図書館 飯塚史帆統括マネージャー:
やっと始まったなというところで、今まで培われてきた図書館の歴史を紡いでいく作業でもある
新館では従来型の分類だけでなく「住まいと暮らし」「趣味実用」など、蔦屋書店独自の配置となります。
読谷村立図書館 飯塚史帆統括マネージャー:
村内の企業の皆様と一緒につくりあげる、村内の魅力を発信していくというところが沖縄県内に波及していく新しい図書館の役割の一つだと思っていますので、今後も運営・準備を進めていくので、皆様に見守っていただけたらと思います
図書館の座席数は224席、将来的に24万冊を収容する予定で6月23日の慰霊の日を除き開館し、利用者は国内に住むすべての人が対象です。
新しい読谷村立図書館のオープンは10月1日、9月27日には記念セレモニーや内覧会が予定されています。