「伸ばしたら30センチあるかも?」庭で発見された“くるくる野菜”
仙台市でまたしても発見された“曲がりすぎキュウリ”。
今度の主役は、先端がくるくるっと渦を巻いた、その名も…

「ソフトクリームキュウリ」。
FNNビデオポストに投稿されたその写真には、家庭菜園の片隅で、どこか誇らしげに育った、巻き巻きキュウリの姿が写っていた。
投稿したのは、仙台市泉区に住む女性。
今春、ホームセンターで苗を購入し、自宅の庭に植えたものだという。
ここ1カ月でキュウリが収穫できるようになり、ある日いつものように実り具合を確認していたところ、目を疑った。
「えっ…なんだこれは?」

見れば、15センチほどのキュウリの先端が、まるでソフトクリームのようにくるくる。
投稿者は思わず撮影ボタンを押した。
他は全部まっすぐ…なぜこの1本だけ?
くるくる部分を“伸ばしたと仮定”すれば「おそらく長さは30センチ近く」。
それでも、他のキュウリはすべて真っすぐに育っているというから不思議だ。
「支柱に絡まったり、ネットにぶつかったりして、こうなったのかも…?」と投稿者は推測するも、「毎年キュウリを育てているけど、こんなの初めて」と首をかしげる。
投稿者:
本当にソフトクリームに見えて、ちょっとかわいくもあるんですけど…
味は普通。だけど曲がりすぎて食べられない!?

気になるお味はというと、味噌をつけて一部を食べてみたところ「味は普通のキュウリだった」とのこと。
しかしながら…。
投稿者:
くるくるしてるところは、ちょっと気持ち悪くて、食べるのやめました(笑)
“もしかして、甘かったかも?”という未練を残しつつ、食卓には10センチ分だけが並んだという。
「目立ちたかったのかも?」キュウリの主張
投稿者は最後に、こう語っている。
「なぜこんな形になったのかは、キュウリに聞いてみないと分かりません(笑)」
「もしかしたら…目立ちたかったのかも?暑すぎてソフトクリームになりたかったのかもしれませんね」

仙台で続々と目撃される“ひねくれ野菜”たち。
記録的猛暑、雨のタイミング、支柱との偶然…などなど、理由はきっとたくさんある。
でもたまには——
「真っすぐ育たなくてもいいじゃないか」
そんなふうに思わせてくれる、夏の“ちょっとおかしな収穫”であった。
仙台放送