広島電鉄の駅前大橋ルートが開業して初めての平日となった4日、広島駅ビル2階の新しいホームでは多くの通勤客の姿が見られました。
【辰已麗アナ】
「駅前大橋ルートの開業から一夜明けた平日の4日、先ほどから長い列ができています。通勤客を乗せた路面電車が広島の街を行きかっています」
4日朝、広島駅ビル2階の新しいホームでは、初めて新しい路線を利用する通勤・通学客から喜びの声が聞かれました。
【利用客】
「(乗るのは)きょうが初めてなので場所が分からなくて戸惑っています」
「(駅を)降りる手間が省けて出勤は気持ちが楽」
「ここは屋根があるので雨が降ったときは広電が使いやすい」
広島電鉄は、4日から平日の午前7時台に広島駅発広島港行きで「快速便」2本の実証運行を始めました。
広島駅と紙屋町東電停の間にある5つの電停のうち、3つを通過することでおよそ1分短縮することができるということです。
【通勤客】
「すごく便利です。停車駅が少ないので早く進む。イライラしない」
実証運行は今年12月31日まで行われます。