国会では衆議院予算委員会で、与党の敗北後初めてとなる国会論戦が行われ、与野党が火花を散らしています。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・若田部遥記者が中継でお伝えします。
石破首相は、野党党首との直接対決で日米の関税合意を自ら進める考えを表明するなど、改めて政権継続に意欲を示しました。
立憲民主党・野田代表:
合意をしたという中で、自動車・自動車部品が15%ですぐ実施されない。大統領署名がすぐされない。おかしいじゃありませんか。なんで(合意)文書を作らないんですか?
石破首相:
合意文書を作るメリットもある。デメリットもある。それはデメリットの方が大きい。我が国の国益にならない。相手が普通の人ではない。(文書作成で)関税の引き下げが遅れることを一番恐れている。
石破首相は、自民党の参院選の公約、2万円から4万円の給付について「残念ながら十分に理解いただけたと思っていない」とした上で、「どうすれば困っている方に手厚い対策をできるか。徹底的議論をする」と述べました。
国民・玉木代表:
そもそも総理、いつまで続投されるんですか。
石破首相:
国難という言い方をあえてするならば、その突破。それがいつなのかということは断定できません。
また石破首相は、「国難突破」を理由に続投への意欲を改めて強調しました。