4月に実施された全国学力テストの結果が公表されました。秋田県は小学校、中学校ともに全ての教科で全国平均を上回りました。
全国学力テストは4月に実施され、秋田県内では275校の小学6年生と中学3年生、1万2000人余りが試験に臨みました。
県によりますと、「国語」は小学校、中学校ともに平均正答率が全国平均を3ポイントほど上回りました。
「算数・数学」も全国を上回る結果です。
今回初めてオンライン形式で行われた中学校の理科は、全国平均より13ポイント高く、これまでと同じ形式で実施した小学校は約4ポイント上回りました。
結果について、安田浩幸県教育長は「秋田が取り組んできた少人数学習など、教育環境の整備が結果に結びついている」とした上で、次のように述べました。
安田浩幸県教育長:
「同じ学級の中でも、少しでも少ない人数で一人一人の分からない部分に寄り添えるような少人数学習授業がある。そういう部分に関しては、理解度を高めるには効果的な役割を果たしていると思う」
県教育委員会は今回の結果を分析し、今後の指導に役立てることにしています。