熱戦が続くインターハイ『中国総体2025』。山陰両県では7月31日から弓道と自転車の競技が始まりました。
弓道は、米子市の鳥取県立武道館を会場に8月3日まで個人・団体の競技が行われます。全国から約900人、選手や監督が参加。
山陰両県からは、13校55人の選手が出場します。
31日は男女の個人戦が行われ、選手たちは立った姿勢で矢を放つ「立射」で28メートル離れた直径36センチの的を狙います。
山陰勢は、男女12人が個人戦予選に臨みました。
会場で汗をかくのは、選手だけではありません。
大会期間中、鳥取県西部の高校生のべ約300人がボランティアスタッフとして運営を支えます。
式典の案内役や選手への給水、放たれた矢の回収など役割を分担しながら選手たちをサポートしていました。
給水ボランティアスタッフ:
部活は違うんですけど、応援したいなと思って参加しました。
給水ボランティアスタッフ:
少しでも選手の力になれればと思い参加しました。
ドリンクを受け取った選手:
自分は選手としてやるだけです。このような支えがあってやれるのでうれしい。
全国高校総体米子市実行委員会・浦林実会長:
インターハイは、出場する選手だけの大会ではないと思っています。開催地の高校生にとっても選手とともに思いを一つにして青春の一ページを刻めるような大会になったらと思っている。
弓道競技は、8月1日から団体戦が始まり、2023年に優勝した女子・倉吉西、2024年に優勝した女子・出雲など山陰勢の活躍が期待されます。