岡山市の50代の男性職員が、障害者福祉のサービスや手当の手続きを巡って、対象者に確認せず支給を決めていたとして、7月31日、減給の懲戒処分を受けました。
減給10分の1、1カ月の処分を受けたのは、岡山市北区役所の副主査級の50代の男性職員です。市によりますと、男性職員は2023年から2024年までに障害者福祉サービスや手当の手続きを巡り、対象者に確認することなく独断で支給を決め、合わせて20人に書類などを送ったということです。
2024年11月、男性職員が担当する別の手当の手続きで支給に遅れが出ていることが分かり、市の調べの中で今回の不適切な処理が判明しました。
男性職員は、「もともと書類整理やスケジュール管理が苦手だった」と話していて、手続きの遅れをカバーするため不適切な処理をしていたということです。また市は当時の上司2人に文書による訓告をしています。