男性の育児休業の取得率が4割を超え、過去最高です。
厚生労働省によりますと、2022年10月からの1年間に妻が出産した男性の育休取得率は、前の年から10.4ポイント上昇し、40.5%で過去最高となりました。
育休を取得した人のうち、6割以上が出産直後の一定期間に取得できる「産後パパ育休」を利用していました。
厚労省は「育休取得の意向確認を企業に義務付けたことや、『産後パパ育休』が取り入れられ、柔軟に育休を取得できるようになった影響が考えられる」としています。
政府は男性育休の取得率を2025年に50%、2030年に85%とする目標を掲げています。