北朝鮮からロシアへの直行便が、モスクワに到着しました。
モスクワの空港に29日、ソ連崩壊後初めてとなる平壌(ピョンヤン)からの直行便が到着しました。
揃いの紺色のスーツを着た北朝鮮の男性たちや、大きなリュックを背負ったり、カートを押した女性らの姿が見られました。
ロシア国営のタス通信によりますと、440席あるこの便は、ほぼ満席だったということです。
到着した人たちは、このあとバスに乗り込み、モスクワ市内に向かったとみられます。
一方、北朝鮮の最高人民会議のパク・インチョル議長は29日、モスクワでロシア連邦議会の議長と会談し、戦略的パートナーシップの強化に向けて連携を確認したということです。