各市町の健康保険に加入する人などが持つ、いわゆる“紙の保険証”が31日で有効期限を迎える中、県内の自治体も対応に追われています。
“マイナ保険証”への移行を推進するため、去年12月以降発行が停止されたいわゆる従来の“紙の保険証”。
そのうち県内の各市町の国民健康保険の加入者や、後期高齢者などが持つ保険証は31日、有効期限を迎えます。
【佐賀市保健福祉部 村口滋慶理事】
「8月からはマイナ保険証で受診をしていただくことが基本となります」
一方、“マイナ保険証”を持たない人などには“紙の保険証”の代わりとなる「資格確認書」が郵送されています。
佐賀市にはマイナカードを持ち歩くのが不安な市民などから、「資格確認書」を交付してほしいとの声が寄せられているということです。
【佐賀市保健福祉部 村口滋慶理事】
「医療機関同士で医療情報を共有できたりということで、マイナ保険証のご利用をすすめている」
また、佐賀市は医療機関で“マイナ保険証”の認証がうまくいかないおそれもあるとして、加入者に郵送される「資格情報のお知らせ」も持っていくことを呼びかけています。