高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり去年から文献調査が進められている玄海町で、29日、2回目の町民と関係団体などの意見交換が行われました。
この会は玄海町民の有志でつくられた実行委員会と町や文献調査の調査主体・NUMOが協力して開いたものです。
2回目となる29日は関係団体から17人が参加し公募での参加者はいませんでした。
今回は文献調査の進捗状況について主な文献データの収集が完了したとの説明があったほか、前回の反省点を踏まえ意見・感想を聞く時間や討議する時間を増やしたということです。
【玄海町「対話を行う場」実行委員会 八島一郎委員長】
「町民が意外と関心がないのではないかと。文献調査とはどういうものなのかを町民が知る必要があるではないかと私は思う。だから多くの町民の皆さんにそういうところ知ってもらいたい」
一方、29日は「対話を行う場」の開催にあわせて調査に反対する団体が抗議運動を行いました。