県内で生産されるコメのうち最も早く収穫される白石町の超早場米「七夕こしひかり」の収穫が28日から始まっています。
白石町のブランド米として36年前から栽培されている「七夕こしひかり」
旧暦の七夕にあたる時期に収穫されることから名づけられ県内で最も早く収穫される品種です。
白石町の農家山崎利幸さんの370アールの田んぼでは4月上旬に田植えされた七夕こしひかりの収穫作業が行われていました。
今年は天候に恵まれ、稲穂の長さが例年より3センチほど長く、10アールあたりの収穫量は例年より20キロほど多い約380キロを見込んでいるということです。
収穫は8月3日まで行われます。
【山崎利幸さん】
「化学肥料半分、農薬半分の特別栽培となっています。今まさに旬の七夕こしひかりをぜひご賞味ください」
コメの価格高騰を受けJAさがは、集荷の際に農家に前払いする概算金の最低保証額を去年よりも高く設定していて七夕こしひかりは60キロあたり2万6000円としています。
【山崎利幸さん】
「概算金2万6000円が出たのでかなりの農家さんが安心してまた七夕こしひかりを作ろうという意欲も湧いている」
七夕こしひかりは、8月6日に出荷式が行われ、県内をはじめ、全国で販売されるということです。