富山市は、給付金の対象とならない人に誤って案内を送るなど、合わせて1000件以上のミスがあったことを明らかにしました。
ミスが明らかになったのは去年の定額減税を十分に受けられなかった人に不足額を支給する「定額減税補足給付金」の支給案内です。
このうち対象とならない人への案内送付が186件、支給額の誤りが80件、また、対象者に送付しないミスが824件と、合わせて1090件に上ります。
29日、市民から支給対象にあたるか問い合わせがあり確認したところ、支給対象でありながら、案内を送っていなかったことが明らかなりました。
原因について市は、開発を外部に委託している給付システムのプログラムに誤りがあったほか、職員による確認が不十分だったとしています。
市は30日中に対象者にお詫びの文書を送り、正しい支給案内を来週中に送るとしています。