今月、交通死亡事故が相次いでいることを受け、富山県警は「注意報」を発令して取り締まりを強化するとともに、猛暑がドライバーの集中力を削ぐ要因になっているとみて注意を呼び掛けています。
交通指導取り締まりの出発式には、県警の交通機動隊や上市警察署などから約50人が出席。
白バイやパトカーが街頭での指導取り締まりに出発しました。
県内では今月22日から28日までの8日間で4人が交通事故で死亡、うち2人が上市警察署管内で亡くなっています。
これを受け、県警は県内全域に「交通死亡事故多発注意報」を発令し、来月4日まで交通指導取り締まりを強化することにしています。
*上市警察署 大島和久署長
「猛暑も運転者の注意や緊張感を削ぐ要因の1つではないかと思っている」
県警は期間中、街頭で高齢者に道路の危険な渡り方を避けるようカードで周知するほか、ドライバーの速度違反や横断歩行者の妨害などについて、取り締まりを強化することにしています。