30日朝、ロシアのカムチャツカ半島で起きた地震で、気象庁は太平洋沿岸に津波警報や注意報を発表し、広い範囲で津波を観測しています。
津波警報が出されている、千葉・勝浦市から浅倉美恩キャスターが中継でお伝えします。
午後5時半現在、津波警報から数時間たった今も住民への影響は続いている状態です。
勝浦駅は人通りはなく、終日運転を見合わせています。
ホームを見ても人の姿はありません。
利用していた人に話を聞くと「きょう熊本の方に帰省する予定だったが、電車が使えないということで、この後どうしたらいいか迷っている」と話しました。
また、「バスもない、電車も使えないのでどう帰ったらいいかわからない」という帰宅難民の方の声も聞かれました。
町を見るとシャッターが軒並み閉まっていて、人通りもほとんど見られません。
先ほど避難所で働く人に話を聞いたところ「高齢者の方を中心に、今も避難を続けている人がいる」ということでした。