京都市東山区で“自転車”を持ち込んでバスに乗車しようとしたものの、これを拒まれ、バス運転手に唾を吐きかけて職務執行を妨げた疑いで、61歳の男が逮捕されました。
公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、京都市東山区に住む61歳の男です。
警察によると、男は29日午前10時過ぎ、東山区のバス停で自転車を持ち込んで市営バスに乗り込もうとしたところ、運転手の男性から注意を受け、一旦バスを降りました。
その後、運転手がバスから降りて男を呼び止めたところ、唾を吐きかける暴行を加え、運転手の職務執行を妨げた疑いがもたれています。
運転手が警察に通報して事件が発覚しましたが、目撃者がいなかったためドライブレコーダーの映像を精査するなどして犯行の裏付けを行った結果、逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し、男は「俺は知らない、唾は吐いていない」と容疑を否認しています。
市営バスには当時、客が乗っていましたが代替のバスに乗り換えていて、バスの運行や周辺の渋滞などの影響は出なかったということです。