新潟県小千谷市に工場を持つ『JSファンダリ』の破産申告を受け、花角知事は7月29日、武藤経産相に円滑な事業譲渡への支援を要望しました。

29日、武藤経産相のもとへ要望に訪れたのは、花角知事と小千谷市の宮崎悦男市長です。

【花角知事】
「地域としては雇用を守っていく。そのためにも事業が切り売りされてバラバラになるのではなくて、円滑に一括で事業譲渡が進む、そのことをぜひ国からご支援をお願いしたい」

小千谷市に工場を持ち、パワー半導体の製造を手掛けていたJSファンダリの破産申告を受け、円滑な事業譲渡と雇用確保に向けた国からの支援を要望しました。

この問題をめぐっては500人を超える従業員が即日解雇され、現在、県や小千谷市などが元従業員への支援を協議しています。

【武藤経産相】
「経済産業省としても地域の雇用や産業への悪影響を防ぐべく、新潟県や小千谷市としっかり連携していきたいと考えている」

県と小千谷市は今後、国からの間接的な企業の紹介などを受けながら、円滑な企業誘致と雇用の確保を図っていく方針です。

NST新潟総合テレビ
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