マイページ
Live
【ライブ】参院本会議 高市総理への代表質問 簗大臣“予算カット”発言も論点
【ライブ】参院本会議 高市総理への代表質問 簗大臣“予算カット”発言も論点
斜面から吹き出る冷風の謎…標高500mなのに北方植物が群生する謎… 夏休みは不思議スポットへ自由研究にもピッタリ 福島・下郷町の中山風穴地|FNNプライムオンライン

斜面から吹き出る冷風の謎…標高500mなのに北方植物が群生する謎… 夏休みは不思議スポットへ自由研究にもピッタリ 福島・下郷町の中山風穴地

Google ニュース プリファードソース

福島県内の夏休みにオススメのお出かけスポットを紹介する。今回は会津地方にある真夏なのに冷たい空気が吹き出る、不思議な自然スポットへ。

斜面から冷風が吹く

下郷町湯野上地区にある「中山風穴地(なかやまふうけつち)」といわれる場所で確認できるのが、夏の間斜面から冷たい空気が吹き出る「風穴現象(ふうけつげんしょう)」だ。

風穴現象が起きる場所
風穴現象が起きる場所
この記事の画像(5枚)

この日の下郷町の最高気温は33℃。この場所の気温計は17℃を示しているので約15℃も低いことになる。場所によっては1~2℃の風が出てくるところもあり、昭和の始め頃までは住民が野菜などを保存するのにも使用されていた。

不思議な仕組み

なぜ冷気が出てくるのか?その仕組みが、山の斜面に見えている「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と言われる割れ目。溶岩が冷えて固まる際に真っすぐにヒビが入り柱状なったもので、約200万年前から風化とともに崩れて積み重なることで、現在の地形を形作ったとみられている。

岩の隙間を通る際に冷やされる
岩の隙間を通る際に冷やされる

下郷町教育委員会の佐藤啓太さんは「柱のものが崩れることによって、風穴現象というものができるようになっている」と説明する。
冬の冷たい空気が柱状の岩を冷やし夏まで蓄積されていて、夏の暖かい空気が岩の間を通る際に冷やされ冷風として斜面から吹き出るという。

なぜここに高山植物が!?

この中山風穴地は、ただ涼しいだけではない。冷たい風によって、珍しい自然環境を形成している。
山の中に、紫色の花が集まって生えている場所がある。下郷町教育委員会の佐藤さんによると「こちらは冷気が溜まりやすくなっているので、涼しい場所を好む植物が集まって生育している。この特殊性から国の天然記念物にも指定されている」という。

北方植物が群生
北方植物が群生

ヤナギランやタチハイゴケは、氷河期の生き残りともいわれる北方植物。本来、標高1500m以上の高地でしか見られない植物だが、標高約500mのこの場所で観察することができる。

昭和の始めまでは冷蔵施設としても
昭和の始めまでは冷蔵施設としても

「中山風穴地」と呼ばれるこの場所では、山から吹き出る冷たい空気が通常の場所とは違う珍しい環境を作り出していた。夏休みの自由研究にもおすすめのスポットだ。
(福島テレビ)

福島テレビ
福島テレビ

福島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。

  • 1
  • 2
関連記事
福島テレビの他の記事
【福島県・10月9日の天気】秋の澄んだ空が広がる!朝晩と昼の寒暖差や海の波に注意
【福島県・10月9日の天気】秋の澄んだ空が広がる!朝晩と昼の寒暖差や海の波に注意
社会
【記者解説】福島県知事選 3つのポイント 復興・人口減少対策・経済政策 9日から期日前投票
【記者解説】福島県知事選 3つのポイント 復興・人口減少対策・経済政策 9日から期日前投票
政治
《各候補者の第一声》福島県知事選挙 過去最多の7人が立候補 17日間の選挙戦始まる
《各候補者の第一声》福島県知事選挙 過去最多の7人が立候補 17日間の選挙戦始まる
政治
福島県知事選挙が告示 現職に新人6人が挑む選挙戦 有権者の反応 被災地の声 福島の復興は…
福島県知事選挙が告示 現職に新人6人が挑む選挙戦 有権者の反応 被災地の声 福島の復興は…
政治
一覧ページへ
×