JR大船渡線が開業から100周年を迎えた7月26日、一ノ関駅で記念のイベントが開かれました。
大船渡線は1925年、一ノ関駅と摺沢駅の間が開業してから2025年7月26日で100周年を迎えました。
一ノ関駅では様々な記念の催しが開かれ、300セット限定の記念入場券が販売された窓口には鉄道ファンによる長い列ができていました。
また、地元の高校生がメニューを考えたオリジナル弁当の販売も行われ、多くの人が買い求めていました。
さらに26日は、大きな窓から景色を楽しめる観光列車「ひなび」も運行されました。
JR一ノ関駅 柴田博之駅長
「移動手段として、引き続き地元の皆さんに貢献できるように、観光客にも利用していただけるように、おもてなしをしながらお迎えしたい」
大船渡線は1935年に盛駅までの全線が開通し、2011年の震災後、気仙沼~盛間はバスを使うBRTに切り替わりました。
地元では利用の促進に向けた模索が続いています。