木材の特色を生かして整備された岩手県内の施設をたたえるコンクールの表彰式が7月25日に開かれ、盛岡市の道の駅の施工業者などに賞状が贈られました。
県木材需要拡大協議会などが毎年実施しているこのコンクールは、木材の特色を生かしてつくられた県内の施設や製品を表彰するもので、25日の式には受賞した3つの施設の施工業者などが出席しました。
このうち、浅沼工務店と司組でつくる特定共同企業体が施工した「道の駅もりおか渋民」は協議会会長賞に選ばれ、賞状が贈られました。
「道の駅もりおか渋民」は2025年4月にオープンした施設で、柱やはりなどに木材を使い、その風合いを生かしていることが評価されました。
施工業者・浅沼工務店 工藤博史社長
「(木材が)見える形で使われたので、良い建物と思っている」
施工業者・司組 鈴木淳也専務取締役
「光栄なことと思っている。これからも末永く寄り合いの場になってほしい」
コンクールの最高賞に当たる県知事賞の表彰式は12月に行われます。