松山大空襲から80年目の26日、愛媛県松山市で戦争犠牲者を追悼する式典が営まれました。
松山市の総合コミュニティセンターでは、松山大空襲などの戦争犠牲者を追悼する式典が営まれ、遺族や市の関係者ら約200人が参列しました。
式では全員で黙祷を捧げたあと、野志市長が「今の平和と繁栄は数多くの尊い犠牲の上に築かれていることを忘れてはいけません」と追悼の言葉を述べました。
このあと遺族を代表し、戦争で父親を亡くした宮内剛さん(80)が平和を願う思いを語りました。
遺族代表 宮内剛さん
「私たちが体験した家族を失った悲しみや、戦争の悲惨さ、平和な生活を享受できるありがたさを、後世に継承していくことをお誓い申し上げます」
最後に参列者が菊の花を献花台に手向け、平和の尊さを胸に刻んでいました。
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