南海トラフを震源とする巨大地震の発生を想定した支援物資の輸送訓練が7月25日、高松市で行われました。

訓練は南海トラフを震源とする巨大地震が発生したとの想定で行われ、国や香川県の職員のほか物流会社の関係者など約60人が参加しました。

会場のサンメッセ香川は災害発生時に支援物資を集約する一次物資拠点に指定されていて、トラックで支援物資が届けられました。参加者たちは届いた支援物資の荷下ろしの仕方を練習しながら食料品や生活用品などを種類ごとに仕分けしていきました。

(香川県危機管理課 合田健課長補佐)
「過去の大規模災害時に、国や他県からの救援物資がなかなか被災地まで届かなかった。物流がボトルネックとなって届かなかったという課題があったので、できるだけ少ない人数で効率良く、速く被災地まで届けられるようにしたい」

今回の訓練には丸亀市も参加し、サンメッセ香川から丸亀市に配送された支援物資を避難所まで届ける流れを確認しました。

岡山放送
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