25日にオープンした「ジャングリア沖縄」。
オープン前には500人の長蛇の列ができました。
オープン前日のジャングリア沖縄。
台風7号の接近で激しい雨が降る中、前夜祭が行われました。
ジャングリア沖縄の仕掛け人、森岡毅氏の隣で傘をさす男性スタッフは、びしょぬれになりながら激しい風雨に耐え忍んでいました。
株式会社刀・森岡毅CEO:
ちょっとだけきょうの天候について解説をさせていただきます。沖縄北部は、年間を通じてきょうのような1日雨の日は4%しかありません。その超珍しい日に当たってしまった。
セレモニーを彩る花火ですが、雨のしずくでカメラのレンズが曇り、カメラマンも大苦戦。
そんな雨にも負けず、ダンサーたちが華やかなショーを盛り上げました。
そして迎えたオープン当日。
約500人の長蛇の列ができていました。
1番先頭の人は、オープン6時間ほど前の午前3時から並んでいたというつわものが。
列の先頭近くにいた男性2人組は、有休を使い仕事を休んできたという気合の入れようです。
県内から来た2人:
(Q. どのくらい並んだ?)到着が午前4時半です。(Q. 5時間並んでいる?)そうです。全て欲張って体験したい。
そして午前9時15分、初めてのお客さんがジャングリアの中へと入っていきました。
スタッフの手厚い歓迎の中、待ちわびた来場者が一斉にパーク内へと入っていきました。
心配された天候ですが、雨が降ったり晴れ間がさしたりと、まさにジャングルのような天気となりました。
敷地面積は、東京ドーム約13個分に相当する60ヘクタールほどに及びます。
そんな広大な敷地を生かした、20を超えるアトラクションが楽しめます。
まるで空中ブランコのように大自然へ風を切って飛び込む「タイタンズ スウィング」。
すごい叫び声とともに谷へと向かっていきました。
アトラクション体験者は「怖すぎ。心臓が置いてかれたような感じ。天国行った?と」と話しました。
恐竜が脱走したという設定の大人気アトラクション「ダイナソーサファリ」。
気になる待ち時間はというと、取材時にアプリで確認すると待ち時間が220分となっていました。
SNSには「アトラクション430分待ち!!この待ち時間想定してなかったの?」「強気の値段設定なのでファミリーには厳しい」といった投稿がありました。
一方、入場ゲートではチケットのシステムトラブルが発生。
目視によるチケットの確認に切り替える事態となりました。
沖縄初の本格テーマパーク「ジャングリア沖縄」。
新たな観光の起爆剤となるのでしょうか。