熱戦が続く夏の高校野球です。「第107回全国高等学校野球選手権岡山大会」は7月25日、倉敷市のマスカットスタジアムで準決勝が行われ、第2試合では2年連続の甲子園出場を目指す岡山学芸館と、25年春の中国大会で優勝した倉敷商業の強豪校同士が対戦しました。

(中西源太記者)
「手元の温度計は37度を示しています。とても暑いですが、この暑さよりもさらに熱い注目校同士の戦いが始まります!」

岡山大会屈指の好カードとなった準決勝の第2試合。3回裏、岡山学芸館が2番・藤原のライト前へのタイムリーヒットで1点を先制します。

さらに5回裏、ランナー2塁・1塁のチャンスを作ると打席にはまたも2番・藤原。先制打と同じライト前への強烈な当たりで追加点を奪い、その後相手のエラーなどもあり、この回で3対0と点差を広げます。

追いつきたい倉敷商業は、6回表、6番・妹尾の犠牲フライで反撃開始。8回にも1点を返し、注目校同士の対決は1点差で最終回を迎えます。

マウンドには岡山学芸館のエース青中。気迫のピッチングで、追い上げる倉敷商業を3人で抑えゲームセット。岡山学芸館が3対2で勝利し、2年連続で決勝進出を決めました。

(岡山学芸館 青中陽希投手)
「チームを勝たせるピッチングを第一にして、その中で自分の気持ちで相手バッターに負けずにガンガン押していって」

準決勝の第1試合はおかやま山陽が玉野光南に7対0で勝利しました。

決勝は27日、倉敷市のマスカットスタジアムで行われます。

〇マスカットスタジアム
【準決勝】
 第1試合 玉野光南 0-7 おかやま山陽(8回コールド)
 第2試合 岡山学芸館 3-2 倉敷商業

岡山放送
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