石破首相の進退をめぐり、自民党内で両院議員総会の開催を求める署名集めが進んでいて、25日の取りまとめまでに3分の1の議員の署名がそろうかが焦点となっています。
石破首相:
(Q. 進退についてどう考えるか?)今回の(日米)合意が着実に実施をされる。引き続き全力を尽くしてまいりたい。
24日夜、記者団にあらためて続投の意向を示した石破首相ですが、自民党内では参議院選挙の敗北の責任を取るべきだとの退陣論が収まっていません。
鈴木貴子衆議院議員や笹川博義衆議院議員らは、総裁選の前倒しなどの議決を行える両院議員総会の開催を求め、署名を集めています。
党則に定められた「所属議員の3分の1」を目指し、25日を締め切りとしていて、執行部が28日月曜日に設定した両院議員懇談会が「総会」に格上げされる可能性も出ています。
また25日は、関税交渉の合意を受けた与野党の党首会談も予定されていて、石破首相の説明に対し野党側がどのような反応を示すかも注目されます。