長野・軽井沢町で経団連の会合に出席した石破首相は、参議院選挙の「反省」を述べつつ、引き続き国政を担う姿勢を強調しました。
石破首相:
厳しいご審判をいただきました。これは何が足りなかったのか。自らに対する反省も踏まえまして、しかしながらこの国家を運営していかなければなりません。
財界人らを前に講演した石破首相は物価高対策の給付金を巡り、「街頭で訴えても多くの方になかなか理解してもらえなかったという反省を深く持っている」と述べました。
その上で、「緊張感、責任感を持って国家を運営し、次の時代に良い日本国を残したい」と決意を語りました。
一方、アメリカとの関税交渉の合意については「政府として国民に対して果たすべき責任を果たした」と強調し、中小企業の資金繰りや投資への支援などを挙げ、「これ以上ないほどの丁寧な対応をしたい」と述べました。