備蓄米への需要の高まりが続く中、赤磐市のスーパーで2025年産の新米の販売が始まりました。前年と比べて価格は5キロあたり1000円以上高くなっています。
トラックで運び込まれたのは…2025年産の新米です。
(ゆめマート山陽 松林宏樹副店長)
「本日新米入荷しております、いかがでしょうか」
赤磐市のスーパー「ゆめマート山陽」で24日、新米の鹿児島産コシヒカリ30袋が店頭に並べられました。その価格は。
(戸田奈沙記者)
「きょう入荷した新米の価格は5キロで4299円。去年と比べて約1300円高くなっているということです」
前年より5キロ当たり1000円以上高い価格となった新米。
(ゆめマート山陽 松林宏樹副店長)
「去年末からのコメ不足によるひっ迫が高騰の原因」
この店では週に1回、5キロ約2000円の備蓄米を約100袋販売していますが入荷したその日に売り切れるなど需要は高く、コメの相場の高まりが新米の価格に影響しているといいます。早速、新米を購入した人は。
(新米を購入した客)
「食べ盛りがいるから大変だが日本のおいしいコメを食べたいので妥協しない」
農林水産省によりますと全国のコメの平均価格は8週連続で値下がりし、約半年ぶりに5キロあたり3500円台となっています。ゆめマート山陽では8月中旬から本格的に新米を入荷する予定です。
同じイズミが運営する高松市のゆめタウン高松でも40袋を販売予定で、近く販売が始まります。価格はゆめマート山陽と同じ、税込み4299円ということです。