新燃岳からの降灰に伴い、7月10日から停止していた鹿児島県霧島市・霧島地区の温泉水の供給が、一部の地域で22日夕方から再開されました。
霧島市によりますと、新燃岳からの降灰の影響で断水が発生し、7月10日から霧島市・霧島地区の262軒の温泉施設では温泉水の供給停止が続いていました。
市では、上流部の温泉管から仮復旧の工事を進めていて、23日の昼までに、霧島神宮周辺など約130軒の温泉施設で温泉の供給が再開されたということです。
霧島市では引き続き、温泉管の洗浄や、漏れなどがないか確認をした上で全戸に安定供給できるよう作業を進めているとのことですが、完全復旧には、まだ数日かかる見込みだということです。