参院選鹿児島選挙区で初当選を果たした尾辻朋実さんに23日、当選証書が手渡されました。
7月20日投票の参院選。鹿児島選挙区では開票の結果、無所属・新人の尾辻朋実さんが30万1026票を獲得し、元職と新人4人の戦いを制して初当選を果たしました。
尾辻さんは、自民党現職で今季限りでの引退を表明した尾辻秀久議員の三女で、選挙戦では「父が貫いた、弱いものに寄り添う政治を取り戻す」として、地方と都市部の格差是正などを訴えてきました。
そして23日午後、県庁で付与式が行われ、尾辻さんに県選挙管理委員会から当選証書が手渡されました。
鹿児島選出では初の女性国会議員となる尾辻さん、改めて今後6年間の抱負を述べました。
参院選で初当選・尾辻朋実氏(44)
「鹿児島から女性の声を永田町に直接届けられるのは重たいことだし、精いっぱい努めなければならない。喫緊の課題、中長期的な課題もたくさん抱えている状況だから、一つ一つ交通整理をして、急ぐものは急いで、時間をかけるものは時間をかけて議論を尽くしていきたい」
尾辻さんの任期は7月29日からの6年間です。