職員の逮捕をきっかけに、入所者に対する40件の虐待が発覚しました。
■キッカケは逮捕された元職員の男性
去年10月、岐阜県土岐市の障害者施設「県立はなの木苑」の職員だった40歳の男性が入所者の顔を叩くなどした疑いで逮捕され、その後、罰金の略式命令を受けました。

事件を受け、県が法律に基づき監査を実施したところ、去年10月までのおよそ4カ月だけで、職員14人による入所者への虐待行為を40件認定したということです。
■精神的な苦痛を与える発言も
このうち28件は体を叩く・蹴るなどの身体的な虐待で、「自分でできないの、馬鹿やね」といった精神的な苦痛を与える発言もあったとしています。

県は入所者の新たな受け入れを3カ月停止とする処分を出しています。
(東海テレビ)