2014年に長崎県佐世保市で、当時高校1年の女子生徒が同級生を殺害した事件からまもなく11年です。7月23日、高校で命の尊さについて考える集会が開かれました。
高校生による同級生殺害事件から26日で11年が経ちます。23日午前、佐世保市の高校では事件の再発防止を誓う全校集会が開かれました。
集会は毎年この時期に行われていて、23日は、校長が校内放送を通じて、命の大切さを呼びかけました。
校長
「人を傷つけない言葉、人が安心してくれる言葉を磨き、他の人の命と自分の命、そのどちらも大切にしていきましょう」
集会では生徒の心情などを考慮するという理由で、事件の詳細については触れられませんでした。
佐世保市内の高校では年間を通じ、命と心の教育に力を入れていて、生徒からの相談を受けた場合は県に報告しています。