福岡県福津市で21日夜、3階建ての空き家が崩壊し、隣接する住宅にも被害が出たほか周辺では停電なども発生しています。

◆記者リポート
「現場は閑静な住宅街です。3階建ての建物の大部分の外壁が崩れ、むき出しとなった鉄骨やコンクリート片が隣の家まで押し寄せています」

21日午後9時ごろ、福津市津屋崎で鉄骨3階建ての住宅が崩壊しました。

市などによりますと、崩れた住宅は20年以上空き家となっていてけが人はいませんでしたが、隣接する住宅の一部が壊れたほか周辺のガスや電気が止まるなど影響が出ています。

市はさらなる倒壊の恐れがあるとして空き家に面した市道を通行止めとしていて、周辺の4世帯が自主避難しているということです。

市はこの空き家の関係者に連絡をとり、速やかにがれきを撤去するよう求めています。

テレビ西日本
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