ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアとの直接交渉が7月23日に行われる予定だと明らかにしました。
ゼレンスキー大統領は21日、自身のSNSに投稿したビデオメッセージで、「ロシアとの交渉は23日、水曜日にトルコで行われる見通し」と述べました。
交渉が実現すれば、6月に続いて3回目となります。
一方、ロシア国営タス通信は、ロシア代表団が23日にイスタンブール入りし、交渉は24日に行われる予定だと報じています。
6月に行われた前回の交渉では、双方が和平案を提示しましたが、主張の隔たりは大きく、合意には至っていません。
アメリカのトランプ大統領は「ロシアが50日以内に停戦に応じなければ制裁関税を発動する」と発言していて、今回の協議が実質的な停戦につながるかが焦点です。