海の環境を守りながら楽しめるスポーツの話題です。
「海の日」の21日、神奈川県の逗子海岸では「アウトリガーカヌー」の体験会が行われました。
勢いよく飛び出したアウトリガーカヌー。
「ハップ」「ホー」というかけ声で、風を切ってグングン前に進んでいきます。
南太平洋にルーツを持つといわれるアウトリガーカヌーは、片側に「浮き」がついているのが特徴です。
安定性が高く、子どもからお年寄りまで楽しめる生涯スポーツとして人気が広がっています。
この日も3歳から70歳まで約150人が参加しました。
カヌーの上からの映像を見ると、結構スピード感がありますが、揺れが少ないため子どもでもきちんとこげています。
参加者は「こいで楽しかったです」「めちゃくちゃ速かったです。自転車でめちゃくちゃこいでるみたいな感じ」「洋上から浜を見るのが、景色が最高でした」と話しました。
また今回は、初めて2艘(そう)のカヌーが並行につながれ、より安定感が増した「ダブルハルカヌー」の体験も。
日本アウトリガーカヌー協会・尾花充代表理事:
アウトリガーカヌーって最初の1回目、乗ったその日から楽しいんですよ。誰でも乗れるんで。一緒に乗る仲間たちをサポートしたりとか、リスペクトしたりみたいな、チームビルディングみたいなものもすごいぴったりのスポーツなので。
アウトリガーカヌーは「自然を尊重する精神」も大切にしていて、体験会の前にビーチでゴミ拾いも行われました。
海のスポーツを通して、環境の大切さも学ぶ1日となりました。