音楽を通して平和への思いを届けます。

長崎市の浦上天主堂でコンサートが開かれ、広島で入市被爆した女性作詞の曲が披露されました。

200人を超える歌声が天主堂に響きます。

レクイエム・プロジェクトは、追悼と希望をテーマにした市民参加型のコンサートで、浦上天主堂での開催は3回目です。

主宰はドラマ「1リットルの涙」などの音楽を手がけた作曲家・上田益さんです。

命の大切さを次の世代につなごうと、長崎の児童合唱団のほか広島の高校生も参加しました。

そして長崎では初めて、広島の詩人で7歳のとき入市被爆した上田由美子さん作詞の曲が披露されました。

中学2年生
「歌っている人の気持ちがたくさん乗っているし情景も思い浮かべられる。より一層、戦争の悲しさや
平和の大切を知れる」

この取組みは、長崎市の被爆80年記念事業に選ばれています。

被爆者や市民など1000人以上が訪れ、歌声や演奏に聞き入っていました。

テレビ長崎
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