スポーツ全力ライブです。卓球・Tリーグ、岡山リベッツの選手が地元の高校生と真剣勝負する青春ドリームマッチが行われました。新加入の日本代表、張本智和選手も参加し、白熱した戦いが繰り広げられました。
(岡山リベッツ 張本智和選手)
「こういう本格的な試合というか、Tリーグのチームでのこういう活動が初めてだったので、すごく新鮮でしたし」
岡山市北区の岡山商科大学で行われた青春ドリームマッチ。プロの選手と高校生が真剣勝負を繰り広げるイベントで、6回目を迎えた今回は、岡山リベッツの選手5人と、県内の高校生5人が、シングルスで対戦しました。イベントに初めて参加した新加入で日本代表の張本智和選手。対戦したのは、リベッツに所属する関西3年の岸本漣斗選手です。
試合は、すさまじいラリーが繰り広げられる中、高校生の岸本選手がリードする展開に。しかし、世界ランク4位の張本選手が実力を発揮し、ゲームカウント2対1で逆転勝利しました。
(関西3年 岸本漣斗選手)
「オリンピックも世界選手権も出られていますし、すごく強くて、憧れの存在でした。技術面だけではなく、戦術面などでも、すごく勉強になりました」
(岡山リベッツ 張本智和選手)
「岸本選手とプレーしてみて、すごく強かったので、岡山の高校生たちの実力の高さがうかがえたのかなと思います」
会場には、ファンクラブのメンバーなど約100人が訪れ、リベッツのユニホームを着てプレーする張本選手を熱心に見守っていました。
(中国出身のファン)
「こういうイベントは初めてなんです。岡山リベッツならではとすごく感じています」
(東京から来たファン)
「岡山武道館などで、たくさん(試合に)出てもらいたいですし、私は東京なんですけど、東京から通いたいと思います」
中国語が堪能な張本選手。中国出身のハオシュアイ選手の言葉を通訳する場面も見られました。
(岡山リベッツ 張本智和選手)
「簡単に相手の言うことを信じたらダメ(笑)」
「同じ中国語を話せるということで、よりコミュニケーションを取れると思うので、もちろんチームみんなでですけど、ハオ選手とも力を合わせてたくさん点数、1点でも多く取って勝利につなげられたらなと思います。リベッツのユニホームに袖を通して、皆さんの前で、公式戦ではないですけど、こうやってプレーしているところを見て、今季の僕のプレーをイメージしてもらえたのかなと思うので、次はぜひ会場でプレーを見に来てほしいなと思います」
岡山リベッツの開幕戦は8月3日、アウェーで彩たまと対戦。ホーム開幕戦は8月23日、岡山武道館で琉球と対戦します。