毎年8月に高梁市で行われる県下最大級の盆踊り「備中たかはし松山踊り」に向けて、音頭や踊りの練習が本格化しています。

(練習風景)
「あーりゃーさー、よーいやさー」

にぎやかな音頭にあわせ踊ります。

(今回から練習に参加した人)
「しなやかな動作が多いので初めて踊ると動作を覚えていないので難しい」

400年近い歴史を持つ備中たかはし松山踊り、岡山県に伝わる三大踊りの一つで県の重要無形民俗文化財に指定されています。三味線や太鼓に合わせて歌う音頭と一般の人の踊りの手本となる「踊りフレンズ」の練習が6月から始まりました。

本番に向けて週2回関係者が集まっていて、ゆったりとした動きの「地踊り」とテンポの速い「ヤトサ踊り」を音頭に合わせて繰り返し練習しています。

(踊りを指導している大杉充さん)
「目線の動きや手の所作、足運びとかを統一していく。そこがそろうと美しく見える」

(松山踊り音頭保存会 松下勇会長)
「楽しくおもしろくみんなが盛り上がる松山踊りにしていきたい」

備中たかはし松山踊りは8月14日から3日間、JR備中高梁駅前の大通りで行われ、町は踊り一色に染まります。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。