20日に投開票が行われた参議院選挙で与党が過半数を維持できなかったことについて、21日午後2時ごろ石破首相が会見しました。石破首相は「痛恨の極み。心より深くおわびする」とする一方、自民党総裁を続投する意向を表明しました。
石破首相:
痛恨の極みであります。自由民主党総裁として、心より深くおわびを申し上げる次第でございます。
石破首相はアメリカの関税措置や物価高対策などへの対応を挙げ、「今最も大切なことは国政に停滞を招かないことだ」として、続投する考えを示しました。
石破首相:
今般の選挙結果に対する重大な責任を痛感しながらも、政治を停滞させないよう、比較第一党としての責任、国家国民の皆さまに対する責任を果たしていかねばならない。
石破首相は続投する期間について、「いつまでという期限を今考えているわけではない」と述べました。
衆議院に続いて参議院でも与党が過半数割れとなりましたが、石破首相は「現時点で連立の枠組みを拡大するという考えを持っているわけではない」と述べました。