保育士などを目指す大学生が子供たちを守るための不審者対応などを学ぶ特別授業が津山市で開かれました。
初めて握る刺股に戸惑う大学生。特別授業は津山市の美作大学で開かれたもので保育士などを目指す児童学科の3年生36人が参加しました。
授業では津山警察署の警察官の指導のもと、保育現場を想定した訓練が行われ、学生は不審者の侵入を防ぐための刺股の使い方や園児の避難方法など一連の対応を学びました。また護身術の指導も行われ、手をつかまれたときの外し方など実践的な動きを教わりました。
(学生は…)
「実際にやってみると難しかったり慌てたり。瞬時に判別しないといけないので難しさを感じた。子供たちから危険な物を離す事を念頭に、不審者対応に自信がついた」
(津山警察署生活安全課 中里康司課長)
「練度を上げるには訓練が必要。何度も訓練し、練度を上げてもらいたい」
警察は今後も大学と連携し、保育現場の安全確保に努めたいとしています。