選挙についての豆知識を紹介する「選挙ひとくちメモ」17日は「参院選の投票率」についてです。
こちらは2013年以降の参院選の投票率です。全体的には50%を超える水準で、2016年は近年では高い投票率といえる56.7%となりました。どんな年だったか覚えてますか?こちらは18歳から投票ができるようになった年です。
一方、6年前の2019年は投票日に大雨となったこともあり45.3%で参院選では過去3番目に低くなりました。全国平均(48.8%)も下回っています。
選挙に関心を持ってもらおうとこんな取り組みもあります。
鳥栖市の菓子店水田屋では「勝手に選挙割」と題した割り引きを始め、投票をした人は最中やどらやきなどのお菓子が10%引きになるということです。
なぜこの取り組みを始めたのでしょうか。
【水田屋 水田常夫社長】
「国民の権利をぜひ行使していただきたい。放棄するのは国のためにならないと思うので。負担にはなりますが期間限定なのでお祭り気分で選挙を楽しんでと」
利用するには投票所で受け取ることができる証明書が必要だということです。
【キャスター】
佐賀でも”選挙割”に取り組んでいるお店があるんですね。
また注目したいのが期日前投票。
年々割合が増加していて今回も多くの人が利用しています。
県内で13日までに期日前投票をした人は約7万2000人でした。
投票率は10.91%で、前回と比べ約1万5000人、2.45ポイント増加しています。
【キャスター】
投票日が連休の中日というのもあって先に投票する人が増えているかもしれないですね。
期日前投票所は各市町の庁舎などのほか唐津市では商業施設内にも設置されています。一部を除き7月19日の午後8時まで投票できます。