石見地方の伝統工芸品「石州和紙」を使ったうちわにさまざまなデザインを施した「うちわアート」の作品展が、島根県浜田市で開かれています。

色鮮やかな花火に大きなヒマワリ。
石州和紙を使ったうちわに描かれています。

浜田市三隅町の石州和紙会館で開かれている『石州和紙うちわアート展』です。
伝統工芸品とアートの融合で、産地の浜田市三隅町を盛り上げようと開催され、2025年で12回目を迎えました。
会場には、地元の園児や小学生、高齢者などがデザインしたうちわアート466点が展示されています。

作品は、水彩で描いたものや貼り絵で表現したものなどさまざまですが、夏をテーマにしたものが多く、和紙が持つ独特の柔らかさとタッチや色づかいが相まって涼しさを感じさせます。
中には、広島の原爆ドームや折り鶴をモチーフに、子どもたちが平和への思いを託した作品もあります。

うちわアート展は、浜田市三隅町の石州和紙会館で8月31日まで開かれています。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。