鳥取市の「とっとり賀露かにっこ館」で、夏らしい名前をもつ海の生き物の展示が始まりました。

平たい顔に分厚い甲羅。
顔の形が「セミ」に似ていることから名づけられた、その名も「セミエビ」。
夏らしい名前を持つエビの仲間です。

鳥取市のカニの展示施設「とっとり賀露かにっこ館」で始まった夏休みの特別展示です。
「セミエビ」は、千葉県の房総半島より南の暖かい海に分布し、大きいものでは体長25センチほどまで成長する大型のエビで、食用としても利用されています。

頭に大きなコブのある「コブセミエビ」や、「ヒメセミエビ」が展示されています。
体長6センチほどのミニチュアサイズですが、水温が低い環境に強く、水深300メートルでも生息できるたくましいエビです。

とっとり賀露かにっこ館・中倉義人主事:
夏の季語である「セミ」にちなんだ企画なので、かにっこ館に来て夏を感じてほしい。

夏休み企画の「セミエビ」の展示は、鳥取市の「とっとり賀露かにっこ館」で9月1日まで公開されています。

TSKさんいん中央テレビ
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