太平洋戦争末期に作られた出雲市斐川町の旧海軍大社基地で、滑走路跡の新たな遺構が見つかりました。
滑走路の東の端にあたる部分で、基地の全容を知る貴重な成果となります。

これは、6月から始まった島根県の調査で確認されました。
見つかったのは、出雲市斐川町の旧海軍大社基地の滑走路跡のコンクリート舗装面の一部などで、滑走路の東の端のものとみられ、これで滑走路は幅60メートル、長さ1500メートルの規模だっだと推定できるということです。

また、滑走路上に黒い付着物も見つかり、当時の管理状況を示す資料となる可能性があることから、県が分析を進めています。

調査は公共施設の建設工事に伴うもので、見つかった以降は埋め戻され、地下で保存されるということです。

県は7月19日に現地説明会を開き、遺構の状況を公開することにしています。

TSKさんいん中央テレビ
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