今週、2025年最後の開催を迎える小倉競馬と函館競馬。
ダブル重賞がそのラストウィークを盛り上げる!
【小倉記念・GⅢ】
夏の小倉開催の名物ハンデ重賞、小倉記念・GⅢ。
2024年は、小倉と中京の開催時期の入れ替わりで中京開催だったが、2025年は再び小倉競馬場に戻ってきた(2025年からはこの開催時期が本格的に入れ替わり、これまでの8月開催から7月開催に繰り上がった)。
夏の小倉を制するのは、いったいどの馬か。
メリオーレムら強力4歳世代が参戦!
強い4歳世代から注目の1頭は、メリオーレム(牡4)。
2024年の神戸新聞杯・GⅡで1番人気に支持された素質馬で、前走のむらさき賞・3勝クラスでは快勝。
3度目の重賞挑戦で初制覇を狙う。

そして、鞍上は前走に引き続き川田将雅騎手(39)。
川田騎手は2019年にメールドグラースで小倉記念を初勝利。
2023年をエヒトで、中京開催の2024年をリフレーミングで連覇。
2025年はメリオーレムとともに3連覇、そして4勝目を目指す。

過去10年(小倉開催の2015年~2023年)で、半数の5勝を4歳馬が挙げており、川田将雅騎手×メリオーレムへの期待は膨らむばかり。
その他の4歳馬は、メリオーレムと同じ友道厩舎から参戦のオールセインツ、前走3勝クラス勝利からの連勝を狙うナムラエイハブやラスカンブレスがいる。
トップハンデ克服なるか!?エピファニー
2024年2月の小倉大賞典・GⅢで重賞初制覇を飾ったエピファニー(牡6)。

近2走はトップハンデの58.5kgを背負う。
連覇を狙った小倉大賞典では勝ち馬と0.3秒差の5着。
続く、新潟大賞典では落鉄のトラブルもあり15着に敗れている。
今回もトップハンデの58.5kgを背負っての参戦。
ハンデを克服し、重賞2勝目を挙げられるか。
【函館2歳S・GⅢ】
レコード連発で最高の盛り上がりを見せた函館競馬。
フィナーレを飾るのは、世代最初の重賞ウイナーが決まる函館2歳S・GⅢ。
〈2025函館競馬のレコード一覧〉
芝 1000m(2歳)⇒カイショー
ダート1000m(2歳)⇒エムフォー
芝 1200m(2歳)⇒ブラックチャリス
芝 1800m(2歳)⇒マルガ
芝 1200m(古馬)⇒カピリナ
芝 1800m(古馬)⇒ケイアイセナ
芝 2000m(古馬)⇒ヴェローチェエラ

レコード馬同士の対決!
函館で衝撃のレコードデビューを果たした2頭が激突。

まずは、カイショー(牝2)。
6月14日の新馬戦(芝1000m)で、2着馬に3馬身をつける圧巻の走りを披露。
そして、驚くべきは56秒4というタイム。
1979年にハギノトップレディが記録した57秒2を46年ぶりに更新する快挙だった。

対するは、キタサンブラック産駒のブラックチャリス(牝2)。
こちらも6月21日の新馬戦(芝1200m)で3馬身差をつける完勝。
同月15日にルージュサウダージが更新した1分8秒4を0秒2更新してみせた。
2024年の覇者サトノカルナバルに続き、キタサンブラック産駒の連覇なるか。
レコード馬対決が函館ラストをアツくする。
7月20日(日)、函館2歳Sは午後3時25分、小倉記念は午後3時35分に発走する。
みんなのKEIBA 小倉記念・GⅢ&函館2歳S・GⅢ
7月20日(日)午後3時から生放送
https://www.fujitv.co.jp/sports/keiba/