6月、日本ダービー・GⅠを制し、2022年生まれのサラブレッド7950頭の頂点に立ったクロワデュノール。

10月5日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われる世界最高峰のレース凱旋門賞・G1への参戦を表明した。
直撃!クロワデュノールの夏休み

ダービー馬・クロワデュノールは現在、滋賀県のノーザンファームしがらきで英気を養っている。
我々は、クロワデュノールを管理する菅原幸三厩舎長に現在の状態を伺った。

――現在の状態は?
やっぱり帰ってきた直後はレースを使った疲れがあったんですけれども、馬をゆっくりさせて、疲れの方はしっかりとれて、動ける状態だと思います。
――馬体重は?
今で540kgです。ダービーの時よりは30kgくらいは増えていると思います。(日本ダービー出走時504kg)

数々の日本馬が苦しんできた欧州の馬場への適性についても伺った。
――馬場適性について
血統的にも、お母さんがヨーロッパの血統で、お父さん(キタサンブラック)も重たい馬場を得意としていたので、海外にいっても適性はあるんじゃないかなと思っています。

――意気込み
みなさん、すごく期待されていると思いますし、自分自身もすごく期待している馬なので、無事に海外で走ってもらって、さらに結果がついてくればと思いますので、応援の方よろしくお願いします。
独占!北村友一騎手インタビュー
クロワデュノールの凱旋門賞挑戦と同時に、その鞍上が北村友一騎手であることが明らかとなり、競馬ファンは歓喜した。
デビュー以来コンビを組む北村友一騎手は、凱旋門賞参戦を聞いてどのように思ったのか。

――凱旋門賞参戦を聞いた時の気持ち
乗せていただけるにあたって嬉しいなと思いましたし、本当に凄いことだなと思いました。楽しみな部分もありますけど、乗せていただけるということに感謝の気持ちを持ってしっかり向き合っていきたいです。

北村友一騎手は4年前、11カ所を骨折する大けがを負い、愛馬であるクロノジェネシスと挑む予定だった凱旋門賞を日本から見守る形となった。
――クロノジェネシスを思い出す?
凱旋門賞と言っていただいた時、4年前テレビの前でリハビリの最中だったんですけど、テレビで観戦していたなと思って、少しその光景は思い浮かびましたけど、馬も違いますし状況も違うので、それはそのイメージで。また違うイメージを作っていきたいです。
――意気込み
まずは人馬無事に良い状態で行けることが最優先だと思っています。その中でもちろん良い結果を出したいというのもありますし、たくさん期待してくださっている方も多いと思うので、期待に応えたいという部分もあります。ただ、すごく良い経験だと思うので、悔いのないレースをしたいなと思っています。
この秋、クロワデュノールと北村友一が日本競馬の悲願を叶えるかもしれない。
みんなのKEIBA クロワデュノール特集
7月6日(日)午後3時から生放送
https://www.fujitv.co.jp/sports/keiba/