この週末から夏休みのお子さんも多いのだろう。そして、大人たちの中には3連休の方も多いのではないだろうか。この3連休は、晴れて猛暑が復活しそうだ。急な猛暑の復活で、熱中症には注意してほしい。

雲と雨の予想で、18日(金)は、関東の南や東の海の上は晴れる。これは夏の高気圧、いわゆる太平洋高気圧の勢力エリアだ。高気圧は、東の方から強まって、16日まで東日本にかかっていた雨雲を西や北へと押し出す感じで、関東などは雲が切れて晴れる見込み。

19日(土)は、太平洋高気圧がさらに西へと強まり、近畿から東北南部にかけて晴れる。ここで北陸、関東、東北は梅雨明けの可能性があり、関東についてはこの前日に梅雨明けの可能性もある。各地で35度前後と猛暑日になる所もありそうだ。

20日(日)参院選当日は、列島はさらに広い範囲で晴れる。ただ、大気の状態は不安定で、午後はあちらこちらでゲリラ雷雨もありそう。洗濯物を干したまま出かけない方が賢明だ。

21日(月)海の日は、晴れの範囲が九州の西の海上まで広がり、太平洋高気圧がさらに強まる。このため、列島は広い範囲で晴れて猛暑となる。大気の状態は不安定で、午後は所々でゲリラ雷雨の発生がある。

週間予報では、北海道が日曜日ごろまで雨が降りやすく、沖縄は向こう1週間雨が降りやすい見込みだが、その他は広い範囲で3連休から来週にかけて晴れる。特に気温が高く、札幌でも最低気温が25度以上の熱帯夜が予想される。
東京、名古屋、大阪、福岡などは最高気温が来週にかけて連日35度予想で暑さがかなり厳しくなる。熱中症に注意・警戒が必要だ。
執筆:三井良浩(フジテレビ気象センター)
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